【R18BL】アイ☆ラブ☆ティーチャー番外編:男の純情と体育館倉庫《8》

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「でもさぁ、好き同士なら……今どきチューくらい仕方ないんじゃないの?」
「な、何言ってるんですかっ! そ、そんなふうに軽く考える大人がいるから……子供達もそう考えてしまったりするんですよッ!」
「へぇー、千里ちゃんって以外と古風なんだ」
「わ、悪いですかっ!」
すぐ間近の千里の顔は、いつにも増して茹でダコのように真っ赤だ。
「別に悪くなんかないさ」
「え?」
「俺は……そういう千里ちゃんだからこそ……好きになったんだぜ」
「伊藤…先…生……」
今までに見たことがないくらい真摯な眼差しで見つめてくる伊藤の整った顔立ちがすぐ間近に迫ってきて、心ごと受け入れることを躊躇してきた千里の胸の鼓動も思わず高鳴ってしまった。
しかし、ここでまた自分が曖昧な態度を見せてしまっては、間違いなくいつものように伊藤のペースに巻き込まれてしまう。
「ま、また……そんなこと言って……ぼ、僕は絶対に騙されませんからねっ!」
「はぁ?」
「B組の池田かおりさんのことだって……それに、父母役員長の二階堂美鈴さんのこともあるんですよっ」
「だ、だから……あれは誤解なんだってばッ! 向こうが勝手に………って、大地たちから真相は聞いたんだろ?」
「そんなの聞いたって、真相は藪の中ですよ」
「何だそりゃ」
「だ、大体……そんな伊藤先生の言うことなんて……信用できる筈ないじゃありませんかっ」
「おいおい……俺ってそんなに千里ちゃんに信用ないのかよ?」
「か、限りなくゼロに近いんじゃないですか? ほ、ほら……甘い言葉で近づいてくる奴は信用しちゃいけない……って、ひいお祖母ちゃんがよく言ってましたから」
「あれぇ? ひいお祖父ちゃんじゃなかったっけ?」
「そ、そんなのどっちでも…い………」
そう言うなり、千里は通気孔の外を見つめたまま、まるで放心状態のようにピクリとも動かなくなってしまった。
「ん? どうした、千里ちゃ……」
続いて、伊藤が通気孔から外のふたりの様子を覗くと、思わず心臓が飛び出すほど驚いてしまった。
「な…っ!」
外のふたりは、なんと次のステップに進んでしまったのである。
【To be continued】











